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2021. 2/9

COOHEM × J.PRESS ORIGINALS

KNIT 3B NAVY BLAZER VOL.1

今回、山形県にある米富繊維(株)のファクトリーブランドであるCOOHEMに、ネイビーブレザーのコラボレーションを依頼した。

ショップバイヤーの黒野がCOOHEMの展示会で、ブレザーのサンプルを見たことが事の始まり。
実際に山形県にある米富繊維へ黒野が足を運び、どのような現場でどのようにしてブレザーが作られているのか、また米富繊維の社長でもありCOOHEMディレクターでもある大江氏にもお話を伺うことができました。

今回はブログを4回に分けてじっくりと紹介していきたいと思います。

まずは、1本の糸から編地が産まれる現場風景です。
裁断の際に無駄が無い様、身頃や襟、袖などのパーツに合わせて、9パーツ分の編地を作成します。
1着分の編地が完成するのに、360分を要するそう。

その作り方も独創的で、太さの異なるソリッドなポリエステル糸2種類をホップサックのように編み立てる。
驚いたのは、仕上げに本物の布帛に近づける為に、高圧プレスをあてていることだ。
本来、高圧プレスは生地と芯地を貼る為の加工だが、ポリエステルの熱可塑性を活かした工夫を凝らしている。

こうして、ニットでしか表現出来ない表情や、伸縮性を手に入れた唯一無二の素材が産まれた。
いくら時代が進んでも、機械を操るのは、『 ヒト 』だと感じた。

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次にご紹介するのは、出来上がった編地を裁断・縫製する現場です。
改めて、前置きしておくがここは縫製工場ではなく、ニット工場だ。
自動裁断機はなく、『 ヒト 』 の手で1パーツずつ裁断を行う。

職人の躾を素早く通す姿は、専門学校での実習で見て依頼。久しぶりに見て新鮮でした。
縫製においても、経験のあるベテランが少数精鋭で行っていると言う。

ニットでテーラードジャケットを作るということは、決して容易なことではありません。 米富繊維が進化し続ける理由が分かるし、まだまだ進化は続きそうだ。

Tomoya Kurono

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